Never lasting lie
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「幸福の魔法」
リトルバスターズ! / シリアス、下ネタ、微エロ [ 8504 byte ]
わかりやすいネタバレはありません



お題SS第21項目「馬鹿理樹」

インスピレーションは突然に。
いつだって閃きターニングポイントはいきなりやってきます。
つまりそういうこと。そういう感じ。フィーリングで。
一口に言うと、この話は
・春休みの課題から逃避したい気持ち・・・80%
・シンヤテンション・・・20%
・沙耶たんにハァハァ萌える気持ち・・・プライスレス(
でできています。

内容について。
馬鹿理樹くんは沙耶√限定なので、とりあえずはメインは沙耶でしょう。って思ってたら何故かずっと理樹のターンに。
こいつぁひでぇ。
あ、沙耶ももちろん出てますよ。

微エロ注意。中高生のみなさんは背後に注意しながら(ry
とはいえ、そこまで露骨な表現はないことを信じたい。というか多分ない。はず。きっと。

※この話はシリアスです。びっくりするほどシリアスです。超とってもシリアスです。
それはもう筆者がここまでシリアスだって言い張るぐらいシリアスです。シリアスって言ったらシリアスなんです。
うーん。こいつぁシリアスだなぁ。



.
※注意
この作品にはゲーム「リトルバスターズ!」に関するネタバレが含まれている可能性があります。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





どうにも腰が痛い。
朝からどうにも腰が痛い。
僕は痛む腰を摩りながら
「おっかしいなぁ。昨夜はそんなに激し」
「天誅っ!」
「あがっ!」
脳天に、隣を歩いていた沙耶からのチョップを食らいました。
それにしてもその沙耶、やけに頬が赤い。熱でもあるのだろうか。もしかすると、昨夜のこと
が効いてるのかもしれない。
「落ち着いて沙耶。熱測ってあげるから。……そういえば沙耶はア」
「天誅っ!」
「いだっ!」
……なんだろう。このチョップ、始めは痛いだけだったのに何か――
「沙耶、もう1回叩いてくれない?」
「なんでよ!?」
「なんか気持ちいいんだ」
「訳わからんわああああぁぁああぁ!!」
「おうふっ!!」
あぁ、なんだろうこれは。
僕のエレクチオンの化身が、今まさに絶体絶命だというのに。
蹴られたY字の交差点がドクンと脈打ち、微かに熱を持ち始める。
「あぁ……」
どうしても顔のニヤけが抑えられない。一体僕はどうしてしまったというのか。さっきから体
中が熱いのもそう。
「変な顔するなぁぁぁあぁあ!!」
「げふぅっ!」
僕が華麗に宙を舞う間、全ての物がスローモーションになった。遅れてやってくる激痛。そし
てそれを凌駕する快楽。
僕はこの瞬間、無敵になった。エクスタシーという言葉の本意を悟った。そしてほぼイきかけ
た。
「……」
気付いたら沙耶に白い目で見られていた。だって仕方ないじゃないか。沙耶だって気持ちよく
て悶絶したり奇声を上げたりすることぐらいあるだろう?
それに加えて、その沙耶の目線にも激しくぞくぞくする。僕の心の琴線に触れまくりだ。狙っ
てやってるのか。萌えるなぁ。そしてギンギンだ。
「ねぇ沙耶。学校なんてサボって、今から僕の部屋に来ないかい?」
「アホか! そんなこと言われて素直にホイホイついていく私だと思ってるわけ!?」
「うーん。じゃあ今から僕とイイコトしようよ」
「変わらんわ! 等しく卑猥じゃないのよ!」
「ええぇー……。沙耶だってエクスタ」
「うんがーーーーっ!!」
「きゃいーーーんっ!!」
流石沙耶。僕の性感帯を完璧に把握している。蹴りの精度だって文句のつけどころがない。
だけどさっきから、僕のエクスカリバーが妖気を解放したがって仕方がないんだ。というか若
干オーラが漏れ出てる。その辺のことも察してほしい。
「ほら、そんなこと言って。本当は沙耶だってやぶさかじゃないんでしょ?」
「朝から変なことばっかり言うなああぁぁあああぁぁぁああっ!」
本日3度目の足蹴に健気にも反応してしまうエクスカリバーは、今日も変わらず元気です。
「あふんっ」
「変な声出すなああああぁぁぁああぁぁっ!」
HPゲージを3周ぐらいして逆に満タンを少し超えた僕の超装甲に、その程度の攻撃が効くはず
がない。そう思ってた時期が、僕にもありました。
「どぅぶぉっ!?」
それはいきなりだった。何かが壊れるような音と共に、今まで経験したことのない怒涛の激痛
ラッシュが襲い掛かる。
ぼ、僕のエクスカリバーが……補給部隊はまだなのか……。
「あぁっ!! 大丈夫理樹くん!?」
さっきまでの赤い顔が一点、顔面蒼白な沙耶。僕を抱きかかえて、心配して涙さえ浮かべてく
れる。
僕は死力を尽くして沙耶に笑顔を向けると、燃え尽きて真っ白になったボクサーみたいに弱々
しく遺言を伝える。
「沙耶……。せめて、最後に……うぅっ!?」
「理樹くんっっ!?」
それはいきなりやってきた。
突然、身体の中に何かが駆け巡るような感触。僕は今まで感じたことの無い、前人未踏で未曾
有の衝撃にその身を委ねた。
視界がブラックアウトする。もしかしたらホワイトアウトかもしれない。
とりあえず、沙耶に抱かれ、沙耶を感じながら逝くことができるなら、それはそれで僕は本望
だった。

























  意識が朦朧とする。

  漆黒の帳が降りる世界で。

  小さな命の灯火が、今まさに消えようとしている。

  そのあまりにも残忍な過酷に、僕はなす術も無い。

  手を伸ばすと、そこから朽ちていくことを知った僕に。

  それは向こうから手を差し伸べてきた。

  その手を僕は掴むべきなのか。

  それとも、その理不尽な運命に身を任せるべきなのか。

  答えはもう既に、そこにあった。

























「あふんっ」
奇妙な声がした。それは喘ぎ声だった。しかも僕の声だった。
状況がわからない。目を開けても、そこにあるのは超アップの沙耶の顔だけだ。
唇が溶けるような感触は、この今まさに触れ合ったばかりの沙耶のアレだろうか。
それよりも、股間の辺りが気持ち悪い。男なのにまるで女のように濡れて――
「…………」
「…………」
「……んんっ!」
そうか。今わかった。今こそわかった。全てを理解した。それは全知全能だった。もしくは神
だった。あるいは仏だった。精霊でも妖怪でもいい。
僕はこの瞬間、無敵になった。エクスタシーという言葉の本意を今度こそ悟った。そして間違
いなくイきかけた。後の祭りだった。
「……」
「……」
沙耶は気付かない。そんなところがまた可愛い。思わず本日3度目の悟りを開きそうになるほ
どだ。
沙耶はここがどこだかわかっていないようだった。とりあえずいつまでもこうしていても仕方
がないので、抱きかかえられている腕からするりと抜け出し、逆に沙耶を抱きかかえて、僕の
部屋に戻った。俗にいうお持ち帰りという奴だ。
沙耶はまだ唇の感触に酔い痴れているらしい。始めてから何分経ったのかわからないけど、窒
息しないのか不思議だ。
今ならパンツを脱がしても気付かれないだろう。でも飾り気も色気も熊さんもないスタンダー
ドな純白だってわかっている時点で、今更それを脱がしてみても、脱がしたてのほかほかした
感触を弄びつつ臭いを肺いっぱいに取り込んでみても、気を取り直して被ってみても、そこか
らじゃやっぱり、いまいち面白みに欠ける。
とりあえず沙耶をベットに押し倒して、今の僕に何ができるのか熟考してみた。
「…………」
あぁ。そういえばそうだ。僕の制服は未だにエクスカリバーの侵食を受けているんだった。こ
のままじゃ今日は学校には行けない。
「…………」
つまり……つまり……一日中何でもし放題。
その結論に達した瞬間、僕の中で何かが弾けた。
「……ん、ぷはぁ。……あれ、理樹くん!? 起きたんだ! よかったぁ」
沙耶が正気を取り戻したようだ。さっきまで目を瞑っていたからわからなかったけど、その目
は真っ赤に腫れ、大粒の涙を湛えている。
「なるほど、そう来たか」
沙耶は濡れそぼった淫靡な粘膜(×4ぐらい?)を武器に、こちらに動揺(陽動)作戦を仕掛
けるつもりらしい。
「それなら僕は――」
沙耶の手前、しくじるわけにはいかない。僕だって一人前なんだ。それを見せ付けてやるさ。
僕は緊張と歓喜で震える手を自制し、慎重に着ている服をキャストオフ。そのあまりの手際の
よさと中身のいきり立ちに、流石の沙耶でさえ瞬きを忘れ、その行為(とその中身)を凝視せ
ざるをえなかったようだ。
「これで受けて立」
「きょげーーーーーっっ!!」
「ぐはっ!」
沙耶が今度こそは学習したのか、頭でもY字の交差点でもなく、鳩尾あたりに物理攻撃を仕掛
ける。
でもその攻撃は……僕には効かないっ!
「ふ、甘いよ沙耶。甘々だ。この程度の攻撃じゃ僕を感じさせることなど」
「せいっ!!」
「あふんっ」
何故だ! 何故沙耶の攻撃ばかり成功するんだ! そして僕の口撃は何故性交しないんだ!
「く……」
いきなり絶体絶命。このピンチから救ってくれるのはやはり――
「どうやらキミは《奥の手》を使わせたいらしいな。いいだろう、魅せてやる」
顔には狡猾な笑みを。手には残虐な兵器を。僕の手が掴むのは、勝利か沙耶のおっぱいか。
無論心は既に決まっている。ここは心を鬼にしよう。僕は最後の切り札をその手に収める。
「……」
「……ふ」
……『勝利か沙耶のおっぱいか』だと? ふざけている。そんなもの……それなら、僕は両方
手に入れる!
――いや、違うな。……両方のおっぱいを手に入れる!
「これが……これが僕の本気だああぁぁああぁぁぁあぁああっ!!」
男根? 巨根? そんなものは知ったことか。
僕の白濁したレーザー照射を受けて生き延びた者など、この世にひとりとしていないのだ。
沙耶にも餌食になってもらうっ!
「食らえええええぇぇぇえぇぇぇえぇぇぇぇえええええっっ!!」
「…………」
「……あれ?」
レーザーが出ない。何故だ。故障か?
「おいどうした僕のエクスカリバーあらため下腹部メガ巨根砲。お前の一撃がないと僕は負け
 るんだぞ」
「……言うほど巨根じゃないじゃない……」
手で顔を覆いながらも指の隙間からはしっかり覗き見るというなんともベタなリアクションを
取る沙耶が、ちょっと熱に浮かされたみたいな顔をして呟いた。
なんと失礼な。これでも剛健な真人や豪傑な謙吾よりふたまわりぐらい素晴らしいのに。因み
に恭介の粗末なモノとは比べ物にならないので言及しない。正直アレには失望した。
「……あ」
そういえば、さっきまでの戦いで既にチャージしておいたエネルギーが尽きてしまっていたこ
とに、遅蒔きながら気がついた。
しかし非情にも時既に遅し。沙耶の魔の手が僕の息子にせま――
「……え?」
何故だ。なんだこれは。どういうことだ。一体何がどうしたというんだ。……楽園か? パラ
ダイスか? エデンか? ヘブンか? 極楽か?
「理樹くんのせいでもう授業間に合わないじゃない……せ、責任取ってよねっ///」
文字で表すなら最後に「///」って入りそうな顔と態度で、ぎこちなくも積極的に僕の弱点を
攻め立てる沙耶。恥ずかしそうにしながら顔を真っ赤にしての上目遣いは、まさに女の反則技
だ。今すぐ美味しくいただいてしまいたい。もっとも、アレが濡れて力が出ない状態だから、
どう頑張っても無理だろうけど。
にしても、これは……何だろう。一言で言えば、負けたのに勝ったみたいだ。負けるが勝ちっ
て本当の意味で実在したのか。まぁそれなら負けてもいいか、なんて思ってしまう。とにかく
今は、この押し寄せてくる悦楽の波に身を任せたい。
夢見心地な気分で目を閉じる。興奮が収まったわけでもないのに、何故か酷く眠たい気分だ。
だったら寝てしまえばいいのよ。そんな声が聞こえた気がした。
僕はもう眠ってしまっているから、本当かどうかわからないけど。






















今まで「後書き」なるものを書いてこなかったので、とりあえず後書きを。



・誕生秘話
上の方に述べた構成成分には、実は少々の脚色があります。
実際はこんな感じ。

  ・春休みの課題などからの現実逃避
  ・シンヤテンション
  ・アホな話を書きたかった願望
  ・アレな話がどこまで許されるのかテスト
  ・純粋に沙耶好きだった罠
  ・馬鹿理樹のテスト
  ・なんかもういろいろどうでもよくなったあれこれ
  ・シリアス
  ・エロス
  ・女体の神秘
  ・おっぱい

別に上から順に多いというわけでもないですが。
とりあえず最低なことを言っておくと、これはリトバス愛とかそのあたりの感情と無関係ということです。(



・タイトル
見ただけで何となくでも察した人は筆者と旨い酒が飲めそうです。未成年ですけど。
そう、知る人ぞ知る「いつか天魔の黒ウサギ」より。
最凶、最強と畏れられる古代の魔術師ヒロインさんのアレ。
それが何なのかは未だわかっていませんが、個人的解釈で使わせていただきました。というか本気でタイトル決まらないって怖いね。



・テーマ
最後まで悩みに悩みましたが、馬鹿理樹も強ち間違ってないので21項目に投稿。
以下リトルバスターズ!のネタバレと本作の根幹の内容を含むので反転してお読みください。
書いてから気付いたんですが、内容的に20項目「バッドエンド」の沙耶枠もいけるんじゃないでしょうか、と。
でもまぁネタバレしない人にも読めるように配慮した結果こうなりました。反省はしている。後悔はしていない。






【追記】
ブロ友の農民さんが拙作に挿絵を描いてくれました。
実物はここからご覧ください。
詳しいことは、記事「ラノベ作家って」を参照してくださいませ。
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